2024/03/30
乃木坂46/サンボマスター
箭内道彦 60年記念企画
風とロック さいしょでさいごの スーパーアリーナ "FURUSATO"
風の日/昼公演
さいたまスーパーアリーナ/第1公演/収録公演
座席 : 200レベル 1列-333番 (全席指定) ※ 来場者数 : 約9,000名
開演 12:00 → 終演 14:30(.30) (公演時間 : 1時間56分) ※ セット転換時間・34分を含まない
【Set List - セットリスト】
< 1st Stage - 乃木坂46 >
[ Start 12:00 → End 12:55(.30) ] (55分30秒)
M00(M1-00). Overture
M01(M1-01). ガールズルール
M02(M1-02). インフルエンサー
M03(M1-03). シンクロニシティ
(MC-1)
M04(M1-04). キスの手裏剣 [4期生 ver.]
M05(M1-05). 猫舌カモミールティー [4期生 ver.]
M06(M1-06). ジャンピングジョーカーフラッシュ [4期生 ver.]
M07(M1-07). I see... [4期生 ver.]
M08(M1-08). 三番目の風 [3期生 ver.]
M09(M1-09). トキトキメキメキ [3期生 ver.]
M10(M1-10). 僕の衝動 [3期生 ver.]
M11(M1-11). 僕が手を叩く方へ [3期生 ver.]
(MC-2)
M12(M1-12). チャンスは平等
M13(M1-13). ごめんね Fingers crossed
M14(M1-14). 好きというのはロックだぜ!
< 2nd Stage - サンボマスター >
[ Start 13:30 → End 14:30(.30) ] (1時間00分30秒) ※ Encore 待ち・2分を含む
M15(M2-01). ミラクルをキミとおこしたいんです
M16(M2-02). 輝きだして走ってく
M17(M2-03). ヒューマニティ!
M18(M2-04). 青春狂騒曲
M19(M2-05). 世界はそれを愛と呼ぶんだぜ
(MC-1)
M20(M2-06). ラブソング
M21(M2-07). Future is Yours
M22(M2-08). できっこないを やらなくちゃ
M23(M2-09). 花束
~ Encore ~
(MC-2)
M23-1(En-00/M2-09-1). できっこないを やらなくちゃ (w/ 乃木坂46)
【DATA】 ※ A-基本 B-標準 C-マイナー D-マニア向け Z-対象外 ★-新曲 ☆-未音源化曲
01-A 02-A 03-A 04-C 05-C
06-C 07-C 08-C 09-B 10-C
11-C 12-B 13-B 14-A 15-A
16-B 17-B 18-B 19-A 20-B
21-B 22/23-1-A 23-A
※ ツーマンイベントであることを考慮した難易度補正・あり
【LEVEL】 TOTAL:5/乃木坂46:6/サンボマスター:4 ※ 易=1-やや易=3-標準=5-やや難=7-難=9
【NOTE】かつて,地球上に,こんなにも交わり得ないツーマンがあったでしょうか・・・というのは過言かもしれませんが,異色であるように見えて,終わってみれば,必然のツーマンであったというのが,至極率直な結論でした。以下,初めての人向けの NOTE です。なお,筆者自身,ワンマン公演は,どちらも経験がありませんし,乃木坂に至っては,今回のステージが,あらゆるフェスやイベントを含めて,完全に「お初にお目にかかります」状態でした。一方のサンボマスターも,5年ぶり?くらいでしたし,ほとんど,初見みたいなものでしたということで。
乃木坂46 : お目当ての 97% くらいが乃木坂であることが,あまりにもわかりやすく伝わる,完璧な曲のフリやコールの数々。長年の乃木オタに言わせれば,こんなもの,なんでも "1" (易) レベルのセットなんでしょうけども,フラットな目線でみれば,始めてやってきた人にとって,決してハードルの低いものではありません。とりわけ,3期生,4期生の「期別コーナー」(それも 8曲!) は,片手間で準備してきた人にとって,門前払いは必至です。
もっとも,あまりに異色のツーマンであることを意識してか,はたまた,いつもそうなのかわかりませんが,全曲に曲名と,ご丁寧に歌詞までついているため,それらを粛々とトレースしていけば,何も知らなくても「全員優勝」ならぬ「全員合格」ですが・・・いくらなんでも,最初の 3曲くらいは,「全員常識」としてご存知のことでしょう。
サンボマスター : サンボ推しとして来た (おそらく,相当少ないであろう) 人にとって,さぞかしやりにくかったと思いますが,セットの難易度としては,標準か,やや易しい程度と思われます。フェスでもよくやる曲ばかりですし,トレースにも,大きな困難はないでしょう。しかしそれでも,乃木坂しか知らない人にとっては,Aランクですら全滅しかねませんが・・・そのくらい,守備範囲が広くないと難しいツーマンということでしょう。
なお,97% が乃木坂目当てのように見えて,筆者のように,実は「両方がお目当て」という人も,少数ながらいたと思われます。いったいなぜ,箭内さんが,こんなことを思いついたのか,明らかに (お目当てが) 乃木坂に偏重しており,先攻まで事前アナウンスしておいて,乃木坂のステージが終わって,ゾロゾロ帰ってしまう懸念はなかったのか。「乃木坂とサンボのコラボステージに期待して残った」などという邪推をするまでもなく,サンボのステージと,それに呼応する (乃木坂目当ての) 客席の熱の上がり具合を見れば,それはまったくの杞憂であり,むしろ,交わるべくして交わる 2組であったと言えるでしょう。「できっこないを やらなくちゃ」の精神で,ぜひとも,乃木坂の 5期生を含めて,再戦を希望したいところです。