2018/04/15
moumoon
FULLMOON LIVE TOUR 2018 ~Flyways~
マイナビ BLITZ 赤坂 (赤坂 BLITZ)/第1公演
整理番号 : 1F立見 整理番号 B-10 (オール・スタンディング)
開演 18:01 → 終演 20:18(.30) (公演時間 : 2時間17分30秒)
【Set List - セットリスト】
(Opening S.E.)
M01. Serendipitous
M02. Never look back
M03. BF
M04. Heart
(MC-1)
M05. Hello,shooting-star
M06. ねぇ
M07. 夕轟 (YUKA,MASAKI)
(MC-2)
M08. 花咲く場所
M09. Circulation
M10. I'm Scarlet
M11. Let it shine
(MC-3)
M12. Reflection
M13. BIG FISH
M14. Triangle
M15. 声
(MC-4)
M16. Flyways
~ Encore ~
(MC-5)
M17(En-01). トモダチ/コイビト (YUKA,MASAKI)
(MC-6) ※ バンド紹介
M18(En-02). Sunshine Girl
(MC-7)
M19(En-03). good night
(Ending) ※ S.E. : Flyways
【Comment - コメント】
※ なんとなく,書きかけっぽいところもありますが・・・あいにく,書いている人は寝てしまいました。
バンド形式の moumoon で,これほどユルいものも,案外,はじめて観たような気がします。いや・・・意外と,ハードな一面もあるんですよ。
moumoonとは フランス語の『mou(やわらかい)』と、英語の『moon(月)』をかけあわせて作った、'やわらかい月' という意味の造語。(YouTube 公式チャンネル より)
まさしく,本来の "moumoon" がもつ意味合いにふさわしい,洗練された美しさと,気品あるステージでした。騒ぐようなシーンもほとんどなく,最新譜 "Flyways" の曲たちを,ある意味で忠実に,音源を飛び出した Live 感をもってお届けする,素直でいて,新譜の魅力を伝えるに十二分な展開でした。もちろん,既発曲も,音源にないアレンジで聴かせてくれますので,そちらもお聴き逃しなく。これこそ,スタンディングよりも,シーティングで観たかったなあ・・・って思えるくらい (なお,6月9日に,恵比寿 THE GARDEN HALL でシーティングがありますが,私はあいにく,家入レオちゃんの現場で行かれず)。
―――さて,きょうはまず,テレコムセンターの御膝元,タイム24ビルにて,数学検定 1級 (年に 3回の個人検定) の問題を回収すべく,2次検定を 120分中・99分でリタイアしたところで,マイナビ BLITZ へ。Live と検定がかぶると,問題だけ回収して現場に向かうという,あくどいことを覚えてからというもの,日程がかぶってるのを承知で,券を取りにいく・・・とはいえ,目前に問題があるからには解かぬわけにもいかず,始まる前から,無駄に頭を使ってしまいました。これが,マジで難しいんだわ・・・できれば,かぶらせたくないとこなんですけどねえ・・・正直,Live の数が多すぎて,検定とのかぶりを回避すること自体が難しくなってきてまして。なお,前回もかぶってましたし,次回もかぶります。
そんな話はさておいて,検定で疲れた心身にもやさしく響く moumoon の演奏は,今回の Tour で,とりわけ強調されているように感じます。YUKA (vo.) ちゃんの放つ,いつも以上にやさしいヴォーカルと,柾 (まさき,gt./cho.) さんと eji (key./cho.) さんのコーラスの美しさは,私見では,この Tour の中核をなしているものに感じます。バンドの演奏もさることながら,適時適切なコーラスが,実に心地よいものです。ゆったりとした曲が多いぶん,いつも以上に聴き入ってしまいます。音源をお持ちであれば,今から聴き込んで,期待感を高めておくのもいいかもしれませんね。バンド自体も,安心安定のクオリティで,長いお付き合いだからこそなせる呼吸はさすがです。松永さん (松永俊弥,dr.) も,ステージに出てくることこそはじめてなものの,スタジオでは,デビュー当時からのお付き合いですしね。
MC でも,新譜が,今まさに,いちばん出せるタイミングで出せたことや,Live という非日常の空間に,みんなと一緒にいられることに感謝したりと・・・かいつまんで書いてみれば簡単なんですけども,実際に,YUKA ちゃんの微細なニュアンスを伝えようとすると,これが,実に難しい・・・というか,私には無理です。その,フッと力が抜けたような口調であったり,肝心なところで噛んじゃったり,話がすぐ飛ぶ自由奔放さだったり,柾さんとも,話が噛み合わなかったり (柾さん自身も,実はけっこう自由だったり) と・・・文字にするのは,なかなか難しい。実際に,現場で聞いてみるのが一番いいとしか言いようがない,なんともいえない「ほっこり感」があります。あっ,"FULLMOON LIVE" (月次配信しているやつ) でもわかるか。スタジオ Live の感じを,そのまま,ステージにもってきたとでも言えばいいでしょうか。いい意味で,つかみどころのない,ナチュラルな振る舞いもまた,彼らの魅力だと感じています。ちなみに,きょうのエピソードをひとつ挙げるとすれば,YUKA ちゃんがつけていた「植物でつくった」ヘアスタイルを彩る衣装,私も,遠目に何だろうと気になっていたものの,本人からして,何の植物だかわからないそうで・・・後刻 Twitter なり Instagram に上げてくれるそうです。かたや,柾さんは,数1,000 あるとされるソフトシンセのパターンを,時間があれば,全部試したくなる性分のようで,そのうち,何番目かがわかんなくなる・・・あるある。
心地よさゆえか,Live 中もだいぶ眠くて,正直,ちゃんとした時系列で書けないんですけど (だいたい,セトリからして,眠くなりそうな感じしません?バンド編成でも←)・・・まあ,まだ初日ですし,あと 1回,横浜 BAY HALL にも行きますので,もうちょっと細かい話は,そのときにでも。それでも,野暮と知りつつ,いくつか挙げておくとすれば,「花咲く場所」の曲にまつわるエピソードで,花を咲かせられないときは,青空ばかり見ていないで,地に根を張って,花が咲くときがくるのを待つこと。派手な花ではなく,一人ひとりがもっている花を咲かせてほしいというメッセージ性のある歌であること。"Reflection" は,反射だけでなく,いい雰囲気 (たとえば,笑顔であったり) の循環を表現していること。そのあたりは,Album なり Tour のポイントになりそうな気がしたので,メモしておきます。
Encore で,春の甘酸っぱい 1曲「トモダチ/コイビト」を,YUKA&柾スタイルで披露し,バンドを呼び込んでの定番 "Sunshine Girl",最後に,いつものお約束 "good night" が終わったところで,やわらかな音の一夜はお開き。きょうはもう,こんなメモ書きもそこそこに,いい気分で寝よう・・・と思い,明治神宮前 (原宿) まできて,副都心線を待っていたところ,Live 参観戦に欠かせない "Platypus" を忘れてきたことが発覚。もっとも,片頭痛の薬を飲もうとして,Platypus を忘れてきたことに気がついたあたり,本当に「いい気分だった」かどうかは怪しいもんですが・・・まどろみの気分も覚めて,ダッシュで BLITZ に逆戻りして,かろうじて回収,30分以上も遅れてしまいました。やっぱり,検定と Live の 2本立ては,相当キツいものがあります。むしろ,検定の業を濯ぐような,ドッタンバッタンのほうがやりやすい・・・かも。で,次回・7月22日も,また 2本立てなんだよなあ・・・
なお,今回のセトリは,"Flyways" お披露目会のよう・・・に見せかけて,実は,2曲 (優しい闇,光の影) やってないんですよねえ・・・日替わりになるんでしょうか,どうでしょうか。それと,全体的に,最近の曲が多い気もしました。が,そこに「ねぇ」を入れてくるあたり,Tour でも,1曲はマニアックな曲を入れてくる moumoon らしさがあるというか,なんというか・・・正直,私も,歌詞検索するまでわかりませんでした。すいませんねえ・・・こんなんでメモ書きしてるもんで。