My Live History and Set List on phyo (phyocc)

My Live History and Set List on phyo (phyocc)

My Live History,および,Set List の「公開型保管庫」でございます (2018年1月1日 からは,ごく簡単なコメントを添えることもあります)。それ以外の目的 ならびに 存在価値は・・・一切,ございません。(^^;; ちなみに,参加率は 98% 以上です。

すべての Set List および コメントは,ご自由に お持ち帰りください。引用,転載,直リンク,なんでも していただいて,かまいません。事前・事後の ご連絡,出所に関する銘記なども,一切不要です。とりあえず,適当に,お気軽にどうぞ。(*ω*)ノ ( by @phyocc ) ( about )

(843/28) 植田真梨恵 Live of Lazward Piano “bilberry tour” (東京公演/DAY 2)

2018/03/25
植田真梨恵 (Piano : 西村広文)
植田真梨恵 Live of Lazward Piano “bilberry tour”
東京グローブ座/第16公演/収録公演


座席 : 1階-M列-55番 (全席指定)
開演 17:06(.30) → 終演 19:46(.30) (公演時間 : 2時間20分)


【Set List - セットリスト】

M01. 壊して
M02. きえるみたい
M03. 流れ星
M04. スメル
M05. S・O・S
M06. hanamoge

(MC-1)

M07. メリーゴーランド
M08. 優しい悪魔
M09. a girl
M10. 灯

(MC-2)

M11. 勿忘にくちづけ
M12. I was Dreamin' C U Darlin'
M13. 夢のパレード
M14. 心と体
M15. センチメンタリズム
M16. FRIDAY

(MC-3)

M17. 変革の気、蜂蜜の夕陽
M18. よるのさんぽ
M19. さよならのかわりに記憶を消した


~ Encore ~

M20(En-01). REVOLVER

(MC-4)

M21(En-02). 旋回呪文
M22(En-03). サファイア

(MC-5)

M23(En-04). 朝焼けの番人

(Ending) ※ S.E. : よるのさんぽ




【Comment - コメント】

「植田さんの Lazward,とにかくすごいから,一度観てみて」
Lazward に限らず,熱心に植田さんの Live に通う方から,折に触れて勧められてはいたんですが,なにぶん私,弾き語り系とか,アコースティック系が苦手でして・・・ (って,きのうも,山崎あおいちゃんのアコースティックだったくせに)
そんな私でも,植田さんの Live 自体は,バンドスタイルで,何度か足を運んでいて,そのたび,命削るかのごときパフォーマンスに度肝を抜かれ,ロックとポップの融合芸に,いたく敬服することしきりでもあっただけに,今回の Lazward も,何かこう,すごいものが観られるかもしれない・・・もっぱら「他力プッシュ」ではありますけども,まずは,参加してみることに意義があるということで。もうすでに,数々の評判通り,各地でセトリが大きく異なることから,多くの方が,東京 2days 通しにしたものと思われます*1。私は,先の山崎あおいちゃんと分け合うことからからはじめよう,ということにしましたけども・・・
で,私「アコースティック」と書いたばかりではありますが,終演後にもらった,植田さん直筆のメッセージの中では,明確に,アコースティックとの違いが記されていました。以下,引用してみます。

ラズワルドピアノといえば,アコギとピアノの西村さんとの 2人編成でお届けするライブです。あえてこれを「アコースティック」ではなく「ラズワルド」と呼ぶのは,最小限にして何よりもドラマチックさを追い求めているからです。

「とにかくすごい」という評判以外,何も知らない状態で,はじめて,ノコノコとグローブ座に来てはみたものの・・・どうも私,根本的に,アコースティックの何たるかを勘違いしていたようです。少なくとも,植田さんからのメッセージの限りでは。今でも,勘違いしてるかもしれませんけど・・・はじめての植田さんの Lazward,それは,完全なる「ピアノとアコギの打ち合い」。あまりに壮絶な,二人のパフォーマンスを目の当たりにして,「弾き語り」なのに,終わってもう,げっそりしてます。弾き語りで,げっそりするて・・・いや,これはもはや「ドラマ」であって,「弾き語り」ですらないのかもしれない気もしてきてますけど・・・ともかく,私が (苦手意識なりにも) 観てきた弾き語りの中でも,抜群の存在感というか,率直に「こんな弾き語り,観たことないわ」という,いい意味での衝撃に満ちた一夜でした。
「7年間の Lazward の,すべてを詰め込むつもりで歌います」(個人的には「えっ!7年もやってんの!」という驚きもありましたけども) というように,本編では,MC も最小限にとどめ,植田さんが (バンドスタイルでも) 身上としているように,全身全霊で歌を届けるステージが続きます。もとより,ロックスタイルが多いため,私自身,なかなか「植田真梨恵の弾き語り」というイメージ自体がつきにくかったんですが・・・あながち (あくまで「弾き語り」という概念を通すのであれば),それも間違ってもいないようで,いきなりの「壊して」「きえるみたい」,さらに,序盤から「スメル」,"S・O・S" などなど,およそ,原曲からは想像もつかないような弾き語り・・・否,歌とアコギとピアノの打ち合いに,圧倒されっぱなしでした。はじめて観たという手前もありますが,言葉足らずもはなはだしいながら,「圧倒的だ・・・」という以上の言葉が見当たりません。それどころか,弾き語りに向いていそうな曲 (序盤だと「流れ星」かな) でさえ,ものすごい迫力でもって,観るものの心に迫ってくるじゃありませんか。そこに「まったり」などという言葉は微塵も感じられない,演者も観客も,すごい緊張感です。
「Lazward は,植田真梨恵の Live の中でも,一番自由で,一番『今』に近い」というだけあって,演奏スタイルは自由そのもの。かといって,決して,奇をてらうような所作があるわけではなく,ピアノとアコギだけで,ここまでの世界観を表現できるんだということを追求するように,ひたすらストイックに「音だけで勝負」せんとする姿が印象的でした。あくまでも,歌とアコギとピアノが主役ということで。いったんアコギを置いて,スタンドマイクをハンドマイクに持ち替え,ピアノソロだけで展開した「メリーゴーランド」では,もはや,ミュージカル女優のごとく,ステージを動き歌う姿も観られたかと思えば,「優しい悪魔」では,スタンドマイクに戻って静かに歌い上げる姿も。そして,個人的にようやく聴けた "a girl" (ほとんど Lazward でしかやらないことは知ってました).もともと,弾き語り向けでもありますし,この空間で奏でられるそれには,終始,鳥肌しかありませんでした。
ちょうど折り返しくらいの MC で,Tour タイトルの "bilberry" には,「瑞々しさ」「ワイルドさ」「Precious (希少さ)」の 3つの意味を込めたという植田さん (実際,"raspberry" よりも希少らしいです ← 植田ママ・談)。そんな Tour の中で,初日から,人から人に受け継がれる愛情のようなものを歌ったものとして,「勿忘にくちづけ」(わすれなにくちづけ) が入ってきました。私,まったくの初聴きだったんですけども・・・まず,タイトルが読めませんでした
中盤こそ,いわゆる (私の偏狭な視点でしかない)「弾き語り」らしい展開が多かったものの,後半もまた,植田さんと西村さんの自由闊達ぶりはとどまるところを知らず,序盤の初期衝動のような激しさが再び。「心と体」「センチメンタリズム」あたりが,弾き語りとして成立しているところがすごい。椅子がなければ (ライヴハウスであれば),それこそ,クラップにとどまらず,腕のひとつも上がっていてもおかしくないような激しさだったと思います。そんな中,「よるのさんぽ」を終えた後の本編最後,「さよならのかわりに記憶を消した」を美しいピアノソロで締めくくれたことは,本当にドラマチックの至リであったと感じました。まあ,個人的にも好きな曲で,やってくれて嬉しかったというのもありますけども。
(Lazward) 初見の素人くんだりが,あんまり言うのもなんですので,あとは,Encore のリクエストコーナーだけ。事前の仕込みなどまったくなく,本当に,客席からのリクエストをもらって演奏するんですけど・・・緊張の糸が切れたかのように,あれやこれやとリクエストしまくること (後ろの女の子ペアの「わかんないのはいやだ」の推しが,ものすごかった)。「210号線」とか,誰か言ってくれましたけど,ああ,あれもよかったなー・・・と思いつつも,なかなか言い出せぬまま,量と質で迷った結果,選ばれたのは「旋回呪文」。マネージャーが,なかなか選ばれないと言ってたそうなんですけど・・・いきなりやるには冒険しすぎ。植田さんも「噛むまでやる」と言えば,西村さんは「一瞬で終わるわ」と・・・しかし実際,わずか TAKE-3 にして,最後まで歌い切るそのスキル (注:相当に難しいです),率直に敬服しました。普段なれば,1曲で終わるところ,Final だし,(DVD の) 映像収録もあるし,量と質の 2曲ともとって,「サファイア!」までやっちゃうサービス精神も。そして最後に,「自分が納得できる,美しい道を進んでいってください。私もそうします」と言って,「朝焼けの番人」で美しく締めくくりました。
さっきも書きましたけど,「こんな弾き語り,観たことないわ」といっても,私がみる限り,植田さんは「奇をてらったこと」は,何ひとつとして,していませんでした。衣装が奇抜なわけでもなければ (むしろ,ごくシンプルな白のドレス),行為や所作が奇抜なわけでもなく。そりゃあ,植田さんの個性は,個性としてありますけども (アコギのチューニング中に,オフマイクでも場内中に響くくらいの声で「あっつい!」と叫んだり,ユルい物販紹介で,ふっと緊張感が解けたように,久留米ことばが出たりするあたり)。命削るように,全身全霊をもって歌い,アコギを激しくかき鳴らし,ピアノの西村さんもまた,全身全霊をもってそれに応える。ただ,それだけのことでしかないんですけども,その一々を,一切のごまかしなくやりきることに,どれだけの実力とエネルギーが必要なことか。いたずらに奇をてらっても,実力とエネルギーが伴わずにスベることは数知れず (それはそれとして,私自身は嫌いではないですけども)。本物の実力者 (同士) でなければ決してなしえない,オンリーワンの珠玉のドラマ,ミュージカルを観させてもらったような気分です (奇しくも,ここ 1年くらい,ミュージカルを観る機会もあるもので・・・なんか,そんな見かたもしてしまいました)。いやはや・・・恐れ入り奉りました。初見の素人が言うことでもないでしょうけど,熱心なファンほど,遠く離れた地にまで足を運んででも,何度でも観たくなるというのもうなずけるような,ある意味で,植田さんの真骨頂なのかもしれません。しかもこれ,1日・2公演やった日もあるとのこと (高松だったかな)。植田さんも言うように,情報量の多さゆえ,観るほうが,高々 1公演で げっそり言うてるのに・・・どう考えても (エネルギー的に) おかしい。
で,その植田さん,インディーズ・デビュー 10周年を記念して,7月に,東京・大阪で Live を (バンドスタイルで) やるとのこと。東京は 7月30日 (デビュー記念日) に,新宿 ReNY で・・・おおっと,ここも行ったことないけど,調べるにつけ,キャパ 800 くらいしかないらしいぞ・・・月曜から,休みの都合くらい,いかようにでもつけるとして,まず,券が取れるんだかどうだか・・・

(追伸) この土日と,山崎あおいちゃんのアコースティックからの,植田さんの Lazward というのは,それはそれで,よかったんじゃろか・・・どちらにも,その場にしかない魅力はあるものの,あまりにも軸が違いすぎて,ついていくのが大変 (ヽ´ω`)。oO(




keyword:植田真梨恵
keyword:東京グローブ座

*1:1日目のセットリストを含むレポートは,たとえば「植田真梨恵、恒例「Lazward Piano」ファイナルで活動10周年ライブ開催を発表」などにあります。2日目と,明らかに違うんですが,全国各地では,もっと細分化されていたみたいです。

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